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住宅の外構で利用頻度の高いのは玄関へ至る道でしょう。

アプローチ

門からの動線と視線

アプローチ 写真

門からまっすぐ進むと玄関がありしかもドアが真正面を向いているような配置だと、 泥棒避けにはなりますので防犯効果は高いのですが、ドアを開けた時に家の中が 道路から丸見えになってしまいます。 ドアが横向きになっていたり玄関から横に廊下が続くようならたいして問題になりま せんが、そのまま進んでリビングに向かうような間取りだとちょっとは隠した方が よいのでは?と思わざるをえません。 「人に見られたって困るような物は置いてないぞ、がっはっは」と旦那さんは 笑って気にしないとしても、家中の掃除を任されている奥さんはやはりそんな 間取りでは落ち着かない気分にさせられてしまうでしょう。 お風呂から上がってパンツ一丁でうろうろしたり、仕事を終えて帰宅したら家では パンツ一丁でくつろぐ人も多いようですし、玄関のドアを開けたらそんなあられも ない姿がバッチリ目撃されてしまうような間取りでは否定する人も多いはずです。 狙ってそうするのならいいですが、そのつもりはなかったけど結果的にこうなった というのは最悪のパターンかもしれません。 通行人の反応を楽しみたくて丸見えにしたのではなく、見られたくないのに見えて しまうのなら欠陥住宅に近いものがあります。 そうならぬようにエクステリアのリフォームをする場合、自分で門から歩いて玄関 を通りリビングやキッチンに向かう姿を想像してみましょう。



アプローチの材質

外に出掛けたり外出先から帰宅するたびに毎回歩行することになるアプローチは、 どんな材質にするかもよく考えたほうがいいでしょう。 スタンダートなのは洗いだしで、これは通路に砂利をまんべんなく載せて樹脂とか コンクリで凝固させたものになります。 雨の日でも滑りにくいので受験生のいる家庭では喜ばれそうですが、転びにくい だけで絶対に滑って転ばない保証はありませんので全力でパンを咥えて玄関から 飛び出すような真似はしないで下さい。 雨の日や雨上がり直後だとタイルほどではありませんが足腰が丈夫な学生でも 横転するおそれがありますので調子に乗りすぎは禁物です。 滑りやすいのはタイルで、劣化もしにくくお手入れも楽な部類に入るので人気は あるのですが、雨の日や湿気の多い日には怪我に注意です。 小さな男の子がいる家庭だと頻繁にここで転んで泣き声をあげることになりそう ですし、もしタイルを採用するのなら材質もよく選んで滑りにくいものにしましょう。 レンガもなかなか味がありますが、年月による劣化ははやいのでそれを楽しめる 人でなければお勧めできません。 趣のある雰囲気はなりますがそれを古臭いと感じる人には向きません。 住宅や外構全体のデザインによっても相性はありますし、どんな材質にするかは 広い視点で決定するのがいいでしょう。



テラス

玄関口からアプローチの間にテラスのある住宅はそれだけでちょっとオシャレ に見えるから不思議なもので、その効果を狙って「うちにもテラスが欲しいわね、 あまり広くない庭だし無理は承知だけど憧れちゃうのよ」と奥さんが言い出して 困ってしまう旦那さんも多いでしょう。 なくても不便ではなく利用する機会もきっとたいしてないテラスですが、存在 するだけで少し嬉しくなるのでエクステリアの中でもそこそこの人気を誇るテラス はとくに女性からリクエストされる割合が多めです。 でも素敵なエクステリアと思われているテラスですが実際に活用して使いこなして いる家庭は、実はほとんどないのが現実です。 最初は喜んでそこでお茶を飲んだり和菓子を食べながら雑誌を読んで充実した 昼下がりの時間を過ごせるでしょうが、3日〜5日間ですぐに飽きます。 リビングのソファでも充分なのでは、と気付くからです。 夏には虫も飛んでいますし、暑いし太陽は眩しいしそれならエアコンを効かせた 屋内で週刊誌を読んだりワイドショーを観ていた方がいいと思ってしまうのです。 それに屋外のテラスはお手入れをしなければ汚らしくなってしまうので、一旦 使わなくなったらその後もほとんど活かされることはありません。 雨風にさらされて薄汚れた使われないテラスが残る、そんな結末が大多数である ことを踏まえて、本当に欲しいか考えてみましょう。



バナースペース