カーポート・ガーデン

機能性を重視したいカーポート

カーポート

まずはカーポート

建売住宅でも注文住宅でも、駐車スペースはどこにするか早い段階で決定されます。 これが未定なままでは外構も庭もどのような姿にするのか計画を立てようがない からで、またあとから「ここに車を停めたい」と言い出しても他の設置物や寸法 の問題で不可能なこともあるからです。 カーポートにするかガレージにするか、エクステリアはどうするかまで決めて いなくても駐車スペースの位置は早めに決めて、その後にガーデンをどう飾っていく かを考えることになるでしょう。 新築時だけでなく住宅や外構のリフォームでカーポートを新設することもあり、 また新車に買い換えたタイミングでそれを行うこともあります。 庭全体、外構ごとの改築はしなくても駐車スペースに関わる部分だけのリフォーム は自動車の所有状況の変化に合わせて突然やってくるようです。 ただスペースを確保するだけでなくどんな設備にするか、余裕があれば車庫を建てて その中で休日は整備をしたり車内のお掃除をしたりして過ごしたい、そこまでの 夢を見ながら庭のどこに車を停めるか考えるのです。 自動車にとって一番いいのはガレージで、直射日光や雨風から車体を守ってくれる ので末永くピカピカのボディを維持できますが、コストは高くなるでしょう。 1台か2台かはみなさんのご都合でしょうが、カーポートが簡単で費用もかからず いいアイデアだと思います。 庭の設計はまずここから始めましょう。

ガーデンルーム

リビングと庭の間に設置したくなるものはなにかと市販されていますし、素敵な テラスやガーデンルーム、ウッドデッキを備えた住宅の写真を見て不覚にも うっとりとした経験を持つ主婦もいらっしゃるでしょう。 屋外とも屋内とも言えそうな中間地点にガーデンルームを設けた住宅は増えており、 そんな注文住宅に住む知人も周りにいるかもしれません。 ガーデンルームは野外のような開放感がありますが外ではない、室内のように 居心地の良いくつろぐのにも丁度いい空間です。 真夏には陽射しを遮ってくれ真冬には雪や冷風をシャットアウトする、そんな便利 で快適なエリアになります。 エクステリアに分類されるこのガーデンルームは現代人の住まう住宅では重宝 されることになりそうで、密かなブームどころか結構人気も出ています、 季節ごとの情緒も楽しめて庭ほど野外っぽさもないので、小さな子供から大きな お年寄りまでが安心して過ごせる空間です。 テラスよりも使いやすくて快適ですので、ちょっとリラックスしたい時やうたた寝 でもしてみたい日にはベストな空間になるでしょう。 ガーデンルームが欲しければその分庭の面積が狭くなり他のエクステリアを 減らさなければなりませんが、それに見合うメリットが得られます。 敷地面積に多少の余裕があるのならガーデンルームも一考してはいかがでしょうか。

ガーデンルームの使い方

リビングとガーデンの中間のようなガーデンルームは様々な使い道がありますし、 存在するだけで多くの効果を発揮してくれます。 住宅内と外部の境目の空間にそこそこのスペースを持ち設置されるので、温度差 のある日でもクッションの役目をしてくれます。 直射日光の厳しい季節でもその陽射しはガーデンルームが受け止めてくれるので、 真夏の暑さも屋内に届きにくくなります。 大雪の降る師走でもガーデンルームの空間が冷気を遮ってくれ、テレビを観る部屋 やお料理を作るキッチン、湯船に浸かるバスルームや読書をするトイレの室温を 急激に下げることを防いでくれます。 ガーデンルームが断熱材のような働きをしてくれるので、住宅を快適な環境に 保つことが可能となるのです。 またこのスペースは有効に使うこともできます。 人が入ってどうのこうのだけではなく洗濯物を干すのにもピッタリの空間で、 暖かな陽射しを取り込みつつ風を防いでくれ、最短時間で干したシャツや下着、 ジーパンなどを乾燥させてくれるでしょう。 庭やベランダの物干し竿でも洗濯物は干せますが、雨天や強風の日は使用不可で 乾かすことはできません。 でもガーデンルームならどんな天候でもオッケーなので忙しい主婦も大助かりです。